目次

介護の仕事に興味はあるけど、「まず資格を取らなきゃダメかな?」「初任者研修ってお金かかるんでしょ…」なんて不安に思っている方、多いんじゃないでしょうか。
実は、ハローワークの制度をうまく使えば、「介護職員初任者研修」がほぼ無料で受けられることもあるんです!今回は、そんなハローワークの補助金制度や給付金の仕組みを、わかりやすく紹介していきます。
そもそも「介護職員初任者研修」ってどんな資格?
介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)は、介護の仕事を始める人が最初に取るべき入門資格です。この資格があれば、訪問介護や施設介護などの現場で、実際に利用者さんに触れる介助ができるようになります。
未経験でもチャレンジできるので、介護職への第一歩として非常に人気が高いんですよ。
研修費用っていくらかかるの?
スクールや地域によって差はありますが、受講料は大体5万〜10万円くらいが相場です。さらにテキスト代や実技の道具代などもかかることがあるので、決して安い買い物ではありません。
でもここからが本題!お金の不安をグッと減らしてくれるのが、ハローワークの「補助金」や「職業訓練」なんです。
ハローワークで“タダ”で受けられる!?公共職業訓練って?
ハローワークでは、求職者向けに「公共職業訓練」や「求職者支援訓練」という制度を用意しています。これは簡単にいうと「就職を目指す人にスキルを身につけてもらうための無料の講座」です。
この訓練の中には、介護職員初任者研修も含まれていて、受講料が全額無料になることもあります!
さらに、条件を満たすと「月10万円+交通費」が支給される「職業訓練受講給付金」まで受け取れるんです。
【主な対象者】
- 雇用保険の受給資格がない求職者
- 所得や資産が一定以下の方
- 就職への意欲があり、訓練を受ける必要があるとハローワークに認められた方
気になる人は、まずハローワークで相談してみるのが近道ですよ!
雇用保険に加入していた人は「教育訓練給付金」もチェック!
すでに仕事をしていた経験がある方は、「教育訓練給付金」が使える可能性があります。これは、対象講座の受講料の20%(上限10万円)を国が戻してくれる制度です。
【給付金をもらうための条件】
- これまでに雇用保険に1年以上(または通算3年以上)加入していたこと
- 厚生労働省が指定する講座であること
- 修了後、ハローワークに申請すること
つまり、仕事を辞めたばかりの人や、在職中にスキルアップを目指す人にもピッタリの制度なんです。
自治体の補助金制度も見逃せない!
実は、都道府県や市区町村によっては、独自に初任者研修の受講料を補助してくれる制度を用意しているところもあります。
例えば、「上限3万円まで補助」「受講料の半額を助成」といった内容が多いです。地域によって条件や制度内容は違うので、住んでいる市町村の福祉課やホームページをチェックしてみましょう!
ハローワークでの流れはこんな感じ!
- 最寄りのハローワークへ行く
- 職業訓練の希望を伝える
- 必要書類の提出や選考(場合によっては面接も)
- 合格したら、初任者研修スタート!
訓練中は就職活動のサポートもしてくれるので、一石二鳥です。
まとめ:制度を活用して、介護デビューをスムーズに!
介護の世界に飛び込むなら、まずは「介護職員初任者研修」を取得するのが王道。でも、お金の面で心配な方も多いはず。
そんなときは、ハローワークの「公共職業訓練」「教育訓練給付金」「職業訓練受講給付金」、さらに自治体の補助金など、使える制度をフル活用しましょう。
条件に当てはまるかどうかは、ハローワークで無料で相談できますし、申込みから就職までトータルでサポートしてくれるので安心です。
「介護の仕事に挑戦してみたい!」と思ったら、まずは最寄りのハローワークに行ってみることをおすすめします。あなたの一歩が、未来のキャリアにつながりますよ!